最近良く聞く「機能性表示食品」。
これまでは、トクホ(特定保健用食品)を買えば、効果があると思っていたけど・・・いったい、何が違うの?
効果ってあるの?
ってことで、気になったので、ちょっと調べてみました。
機能性が表示されている食品
次の3種類に分類されています。
- 特定保健用食品(トクホ)
国が審査を行い、食品ごとに消費者庁長官が許可しています。 - 栄養機能食品
すでに科学的根拠が確認された栄養成分を一定の基準量含む食品であれば、特に届出などをしなくても、国が定めた表現によって機能性を表示することができます。 - 機能性表示食品
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品で、消費者庁長官の個別の許可は受けておらず、届け出制です。
安全性はどのように確保されているの?
事業者が実験を行ったり、一般的に広く食べられていたりが前提です。
世の中に広く流布されている情報から安全が認められていると認識されています。
機能性は?
さて、効き目の保障ですが、事業者が効果を確認しています。
臨床実験により科学的根拠が説明できるものは、「○○の機能があります」と表示されます。
研究レビューによる科学的根拠が説明できるものは、「○○の機能があると報告されています。」と表示されます。
まとめ
大切なのは、機能だけでなく、どれくらい恩恵があるのかと言うことです。
科学的根拠をもって色々と書かれていると、にわかにその恩恵を受けるような錯覚を持ちます。
積極的に取り入れることも必要ですが、過度に期待することも止めましょう。
健康の基本は、バランスのとれた毎日の食生活です。
健康ブームの落とし穴には、気をつけましょうね。