久しぶりに拓郎を聴きました。
若かりし頃のもどかしさがそちこちに感じられ、然して、本当はどうだったんだろう。
求めるものと現実とのギャップ。
強さと弱さ。
虚栄。
ごまかせない心。
歌詞の意図など本人しか分かりようもなく、もしかしたら本人でさえも本当のところ分からないままなのかもしれません。
解き明かさない方が良いのでしょう。
まぁ、 歌なんて、作者の意図から離れて聴く人が聴く人の解釈で聞くから良いのであって、
それぞれ違った思いを持って聞くから良いのでしょう。
20代、30代・・・
60代、70代・・・
その時、その時の感動があっていいのです。
歌の世界観が心を揺さぶったのか、
ただの一言、ただの一小節が琴線に触れたのか、
心が動いたのなら、
その思いをそっと仕舞って、
それが良いのです。
とにかく終わらない。
延々続いて、いつまでも終わらない。
歌い疲れて、叫び疲れて、力尽きて。
だから今日は終わるし...
『ONLY YOU 〜since coming For Life〜』は、吉田拓郎の7枚目のベスト・アルバム。
「流星」収録。 ⇒ アマゾン