花粉症の常備薬を買った。
これがないと、花粉の時期、まともに生活ができないのである。
かれこれ数十年の花粉症である。
そう、高校を卒業して東京の大学に行った時から花粉症なのである。
山の中で生まれ育った。
高校までは花粉症なんて全く縁がなかった。
杉林なんて、それこそ数百メール先に広がっていた。
それなのに花粉で苦しんだことなど一度もなかった。
それが、東京に出た途端に花粉症である。
食べ物が変わって体質が変わったせいだからなどと説明されるが、果たして本当なのかと常に疑っていた。
そして今も疑っている。
今年の花粉症アレルギーは例年にも増して酷い!!
目がかゆい、鼻水が止まらない、のどが痛い。
実は、更に花粉症の時期は味覚がおかしくなる。
コロナじゃないのぉ~
などと冗談めかして言う友人もいるが、放っておいてくれ、である。
もう10数年そうなので、今更驚きはしない。
花粉症でも稀に鼻詰まりが強く味が分かりにくくなることがあるらしく、コロナの場合は鼻詰まりは起きないことが多いとのことだ。
しかし、僕の場合、鼻づまりで味が分からないんじゃなくて、口の中がおかしいのだ。
何を食べても、薄い塩味を感じる。
ずいぶん前に病院で相談したが、花粉の時期が過ぎれば治るんでしょ、と親身になってくれなかった。
確かに、花粉の時期が過ぎれば治るのだ。
しかし、春の花粉症、秋の花粉症と1年のうち半分は不快な思いをして過ごさなくてはならないのは辛い。
花粉症は花粉じゃない、自己免疫が低下していて、空気中の化学物質に対する抵抗力が無くなっている説、これに間違いないと思っている。
花粉症じゃない人は、この辛さ分からないだろーなぁ
ようやく冬が終わって天気も良くなってきているのに外出が辛い。
しかし、今年は薬の効きが悪く感じるが、加齢なのか・・・