終活、老い活、定活などシニアの「〇活」について考えてみた。

新しい言葉が生まれるとそれに付随してさまざまな社会現象が起きてくる。

最近では、時間が無いのか面倒くさいのか、それとも本質など後回しで概要さえ分かってしまえばよいという発想なのか、4文字以上の言葉は何でもかんでも省略してしまう傾向にある。

例えば、「就活」なども今ではすっかり市民権を獲得し記号化してしまっている。

そもそも就職活動の略称であったものが、言葉を短くして再定義すると、活動内容もこれまでとは違った方向に変化してくるようだ。

多くの人に受け入れられ、より活動的になり、大衆化しているように思う。

言葉とは、かくも不思議なものである。

まぁ、前置きはこの辺にして (^o^;)

今回は、最近気になっているシニア世代の「〇活」について考えてみることにする。

終活

言わずと知れた「人生の終わりに向けた活動」である。

人生の終わりなんて縁起でもない、言葉に出して言うものではないと言う大衆心理を融解して、生の終焉に向けてしっかり目を向けようと言う感じがする。

お葬式や、お墓、財産相続、身の回りの整理など残された人に迷惑を掛けないように生前に準備しましょうって言う「責任感」みたいなものが根底にあるように思う。

「人生の終わり」を意識することで、今をしっかり見つめようと言う意識が持てるようになるのは、「終活」と言う言葉が生まれたことによる効果のように思う。

老活

「老活」は「おいかつ」であり、「ろうかつ」とは読まない。

「終活」に対しての「老活」は、時間軸でとらえるとその前に位置する。

よって、活動内容も人生の後半をどのように過ごすかと言うことに目が向けられていて、ポジティブな意味を含んで命名されたようである。

しかし個人的にはどうしても「老」の文字が「心や体の老い」を意識させ、ポジティブ感はイマイチに感じてしまう。

60歳以降をなんとかポジティブに表す言葉はないかと考えてはいるのだが、未だに良い言葉が浮かんでいなかった。

然るにこのサイトもシニアと言う言い方でごまかしてしまっていたのである。

定活

「定活」と言う言葉は、最近知った。

時間軸としては、老活の前:50~60歳くらいの間の定年(退職)に向けた活動らしい。

最近はやりのライフシフト、ワークシフト的には、なかなか的を得た言葉だなと思う。

「終活>老活>定活」と年齢は若くなりポジティブ感が増すはずなのだが、この「定活」にもやはり終わりに向けた活動って感じが漂ってしまう。

と言うか、昭和の人生観がどうしても「定年→人生後半→終わりに近づく」と連想してしまって、ポジティブになれないでいるのかも知れない。

還活

こんな言葉はない。(笑い)

60歳を還暦と呼ぶことになぞらえて、僕が勝手に作ってみた。

「還暦」とは、生まれた年の干支に還ることからそう呼ぶのであるが、赤子に戻り「人生もう一回生きる」みたいな感じで意識している。

人生の後半戦:逆転サヨナラを狙っている僕らにとっては、これからが大事な時期。

60歳は、第二の人生の出発点なのである。

 

と言うことで、現在「還活」の真っ最中である。

 

老いを嘆いている暇など無いのである。