年金の繰下げ受給は良いことばかりじゃありません。ちゃんと調べておかないと馬鹿を見ますよ!!

年金の受給額を増やす裏ワザと言えば繰下げ受給ですが、実は良いことばかりじゃありません。

年金の仕組みは本当に複雑です。

繰下げ受給のメリットばかりに目を向けていると思いもよらぬところで足元をすくわれてしまいます。

これまで何度もガッカリさせられてきた年金制度です。

あなたのライフプランに合わせて、もう一度しっかりと確認しておきましょう。

 

繰下げ受給のメリット

言わずと知れた受給額の割り増しです。

1ヶ月あたり0.7%加算されますから、最大70歳まで繰り下げると42%も受給額が増えます。

65歳からの受給年額が100万円であれば、70歳まで繰り下げると142万円になります。

70歳までは一生懸命働いて、それ以降で毎年42万円たくさんもらうって言う老後の資金プランです。

美味しいおかずは最後に食べるって言う人は、このパターンを選ぶかもですね。

特別支給の老齢厚生年金、繰り下げ受給できません!!

繰下げ受給のデメリット

 

長生きしないと始まらない

70歳から年金受給をする場合の繰り下げた年金額の回収は、82歳で完了します。

それ以降も同じ年金額が続きますから、長生きするほどお得ってことになります。

最近の人は長生きですから、繰下げて多く貰うって言う考えもありなのでしょう。

年金は何歳まで生きてたら全額回収できる?!

加給年金は増額されない

もしかしたら、年金の繰下げ受給を繰り下げたら加給年金も繰り下がるのだから割り増しされるのではと考える人がいます。

しかし、これは間違いです。

加給年金はあくまで、あなたが65歳以降年金を受給している時に配偶者分として加算される制度です。

金額も決まっています。

繰り下げたからと言って、割り増しが発生することはないのです。

加給年金とは何か?わかりやすく説明します。

加給年金がもらえないことがある

繰下げ受給をすると年金をもらえる期間は当然減ります。

加給年金は、あなたの年金に加算されるのですから、受給期間が減れば、総受給額も減ります。

あなた繰下げ期間中に奥さんが65歳になってしまったら、最悪もらえないです。

加給年金の額はかなり大きな金額(最大で年間39万円)ですから、この辺は良く考えた方が良いです。

繰下げ受給の強制ストップ

繰下げした期間中に障害年金や遺族年金を受給するようになった場合、繰下げ受給は強制的にストップします。

この時には、繰下げ受給を開始した65歳まで遡って年金を一括受給してその後通常の年金受給額を貰うか、障害年金や遺族年金を受給する開始する時までの増額年金を受け取るか、選ぶ必要が出てきます。

二重に社会保障を受けることは、できないのです。

増えた年金には当然税金も増える

繰下げ受給の話になると常に支給額を比べて多い・少ないと言う子手計行っていますが、手取りで考えると喜んでばかりもいられません。

支給額が増えることで以下のような税金が増えます。

しかも夫婦で年金受給しているとその負担はかなり大きなものになります。

金額の試算については、年金受給額、住んでいる地域、閾値などによって大きく変わりますので、ひとまとめに話すことはできません。

しかし、できるだけリアルな状況を知るためには、早々に試算することをお勧めします。

  • 国民健康保険料
  • 介護保険料
  • 住民税
  • 後期高齢者医療保険料(75歳から)
  • 厚生年金保険料

 

会社員は年金をもらいながら厚生年金保険料を払う?

まとめ

繰上げ受給って、実はメリットばかりじゃなかったんです。

一般の金融商品と比べて運用利回りばかりに着目していますが、大事なのは手取り金額です。

は繰下げ受給のデメリットについてはあまり話してくれません。

それどころか、繰下げ受給のメリットばかり語り、洗脳しようとしているようにさえ思えてきます。

厚労省は昨今の年金政策の行き詰まりの中でこんなにも高利回りの商品を進めていて大丈夫なの?って思っていたら、あにはからんやです。

お役人は頭良いです。

ちゃんとシュミレーションして、提示している利回りなはずです。

僕らも知識武装して、貰える年金はしっかり貰わなきゃです。