最近、とみに老化を感じる。
いや、身体の話ではない。
いやいや、身体はもちろんなのだが、脳みそがカチカチなのである。
新しい考え方を認められないのである。
言っていることは分る、理解できる。
しかし、同意できない、同調ができない。
いわゆる頑固ジジイの始まりである。
明らかに世の流れは変わっていると分っているのに、同調して変わることができなくなっているのである。
いわゆる頑固ジジイのコンフォートゾーン確立である。
せっかく築いたジジイの庵を壊して欲しくないのである。
ジジイは、定年退職まで一生懸命働いた。
そのご褒美が今だ。
競争なんてまっぴらだ。
我慢することもまっぴらだ。

ジジイは悠々自適に憧れる。
贅沢をさせてくれとは言わない。
だからせめて静かにしていてくれ。
それだけなのだ。
しかし、庵の外はとにかく騒がしい。
若いやつらが騒ぎ出している。
お前がそこに住めるのは、俺たちが援助しているからだ!
はてっ?
この庵は、ジジイが若いころからなけ無し貯金をはたいて立てたもの。
それを今さら何を言う?
不思議なことを言うものだ・・・
玉手箱開けちゃったかなぁ~
ルールが変わっているのである。
なんか変だと思ってたけど。
今までの常識は非常識に、非常識は常識に変わる。
ジジイの庵、コンフォートゾーンの崩壊である。
やべー
やってらんねー
煙にまかれる前に手を打たなきゃってことだ。
