あなたは人生を左右する重大な岐路に立っている

わずか40年ばかりの会社員生活。

過ぎてしまえばあっという間だ。

その間に、僕は天地がひっくり返るほどの価値観の変革を強いられた。

 

大きな声じゃ言えないが

そもそも、サラリーマンは気楽な稼業だった。

植木等がスキップする如く、会社に行けばお金がもらえた。

そこそこ頑張り、適当にしててもお金がもらえた。

 

ところが、高度成長成長時代を過ぎて、日本の多くの会社はどんどんアメリカナイズされていった。

日本型経営の根幹だった終身雇用・年功序列は排除されていった。

能力主義が跋扈し、競争することが善である。

チャンスは平等にあり、努力が夢をかなえると教えられた。

 

さすがに独り身なら無視しても過ごせたが、家族ができるとそうとばかり言ってはいられない。

同じようにラインに立って、一二の三で、走り出した。

確かに頑張れば、頑張っただけのリターンもあった。

それなりの管理職にもなれた。

 

しかし、会社は甘くない。

定年間近の管理職など、どこまで行ってもコストでしかない。

あからさまに利益を追求する組織では、人はモノでしかない。

そう言うものだ。

 

 

60歳は必ずやって来る。

そして会社から放り出される。

 

人生は、今あなたが想像するよりもはるかに長い。