60歳で住宅ローンが残っている人の落とし穴

今どき、35年ものローンで家を買うなんて人は少ないでしょうね。

 

しかし、僕が30代の頃には誰しもやっていたことです。

当初はゆとり返済でやり過ごし、少しづつ返済額を増やしていけば良い。

給料もだんだん上がってくる。

繰り上げ返済で期間を縮めれば、返済利息も減らせる。

 

これが住宅購入の常識でした。

 

こんなにデフレが続くなんて想像もできませんでした。

 

おそらく大多数の人は、60歳を目前にしてまだまだ住宅ローンが残っているはずです。

とにかく頑張って、早くローンを返してしまいましょう。

 

なぜって

家は傷む



10年が過ぎ、20年が過ぎ、家はどんどん傷みます。

外壁の塗料は、はげてきます。

はげなくてもチョーク状になって雨をはじかなくなります。

屋根も同様です。


一年中雨風にさらされているのだから当たり前です。

 

住宅メーカーも心得たもので、しっかりと定期点検をしてくれます。

そして、そのたびにメンテナンスを勧めてくれます。

 

しかし、このセールスは要らぬおせっかいと断るなかれです。

 

メンテナンスは絶対に必要


 

10年も経てば、あっちこっち傷んできます。

20年経てば、もっと傷みます。

 

あなたは、この時ちゃんとメンテナンスしてきましたか?

この時にメンテナンスをしていなかったら、傷みがさらに進んでいるはずです。

進めば進むほど、メンテナンス費用は脹らみます。

 

傷が深くなる前に直しておく、それが出費を最小限に抑える知恵だったんです。

 

定年後に住宅ローンを抱えたままでいると


定年退職後、ほとんどの人は、収入が激減します。

この時に住宅ローンが残っているのは、大きな負担になります。

 

そして、リフォームが待ったなしにやってきます。

リフォームって結構高いです。

だから、ローンを考えてしまいます。

 

こうやって、一生住宅ローンに縛られた人生になります。

 

こんな状態では、老後の人生プランなんて考えられません。

素敵な老後なんて、思い描くこともできなくなります。

 

50代で住宅ローンが残っている人はどうしたらいい?

とにかく定年退職(60歳)までにローンは完済しましょう。

 

ローンを背負ったまま第二の人生に入ると間違いなく生活費に余裕がなくなります。

 

老後資金として退職金には手を付けたくないところですが、最後の手段として一括返済の資金として退職金の金額を確認しておきましょう。

とにかく住宅ローンをゼロにしましょう。

と言っても、退職金もゼロにはできませんが。

 

借りてしまったものは、返し終わるまで終わりません。

老後の資金については、その後じっくり考えましょう。

 

住宅ローンが終わると考え方が変わる

森永卓郎さんの「年収300万円時代を生き抜く経済学」が出版されて既に10年以上が過ぎました。

当時は「えっ!」って思いましたが

 

年金生活者の年収は、約300万円です。

 

「定年退職後の生活費はウン千万は必要!」って言う記事が幅を効かせていますが、本当なんでしょうか?

ちょっと冷静になってみませんか?

 

定年退職したら、新しい生活があるはずです。

それは、現役世代とは違うものであるはずです。

 

間違いなく生活はダウンサイジングする必要があります。

でも、それは自然とそうなるのではないでしょうか?

そしたら、老後資金って、いったいくら必要なんでしょうか?

その時どんな生き方をすればいいのでしょうか?

 

年収は減ります。

 

でも、過剰におびえる必要はないのでは?

 

最近そんな気持ちになってきました。

 

これは、住宅ローンを完済したからだと思います。

 

間違いなく気持ちに余裕ができてきました。

お金に縛られない違う考え方ができるようになりました。

年金暮らしが厳しいのは織り込み済みです。

それでも、前向きに考えることができるようになりました。

 

60歳まで住宅ローンが残っている人の落とし穴。

 

それは、お金中心の考え方から抜け出せなくなるってことです。