定年後の再雇用を拒否されることはあるのか?

定年後は再雇用を希望してたのに拒否されました!!

 

なんてことあるのでしょうか?

 

年金受給は65歳から。

人生100年時代。

悠々自適の老後どころか、一生働いてくださいって言われている昨今です。

 

そんな時に誰しもが当たり前のように選択する再雇用。

 

それが拒否されるなんてことになったら・・・・

心配になる人も多いと思いますので、調べておきます。

 

会社が定年退職者を再雇用するのは義務?

 

この問いに対する正確な答えは  NO!! です。

再雇用に関係する法律と言えば、高齢者雇用安定法9条になります。

ここでは、会社は従業員が65歳に至るまで働けるための措置をとることが義務付けられています。

具体的には、以下の通りです。

  • 会社は、労使間で事前に合意されている再雇用の労働条件を提示する。
  • 再雇用希望者は、その条件で働くことに合意し契約する。

従って、再雇用は義務ではなく、双方の合意による雇い入れなのです。

 

再雇用時の労働条件

会社が提示する雇用条件は「合理的な裁量の範囲」とされています。

しかも、その内容は労使双方で事前合意されているものです。

従って、「再雇用時の業務内容が受け入れがたい」とか「給与が低い」と言うトラブルは、基本的には起こらない仕組みになってます。

 

再雇用時の年金問題

再雇用時の働き方で、年金受給額が変わります。

ここで言う年金とは、特別支給の老齢厚生年金のことで、満額支給が始まる65歳まで受け取ることができます。

この時に再雇用で働いている人は、その賃金額によっては、減額される場合があります。

と言うよりも、減額されるのが当たり前と考えた方が良いでしょう。

 

詳しい説明は、以前に書いた以下の記事を参考にしてください。

在職老齢年金で特別支給の老齢厚生年金も減額される!!

 

再雇用で働くようになると、同じ月収であれば、働く時間は短くして余暇の時間を増やしたいと考えるのが普通だと思います。

多くの企業では、人手不足の折、できるだけ安価な労働力を求めています。

再雇用者は、その受け皿として期待されているのです。

年休受給時に、業務内容は変わらないのに賃金だけは低く抑えられている場合があったとしたら、それは働き損ですよね。

週5日勤務で月30万円足らずの人と週3日勤務で20万円の人では、月収で10万円程度の差がつきます。

しかし、年金を含めた手取りになると、ともに27~28万円でそれほど大差がなくなるのです。

 

まとめ

定年退職後の再雇用は、会社の義務ではありません。

労使双方合意の労働条件に基づく雇用契約です。

年金受給時には、働き損が起こらないようにライフワークバランスを考えて生活しましょう。